ニュース 建設 作成日:2020年7月24日_記事番号:T00091200
富邦金融控股(富邦金)傘下の生命保険大手、富邦人寿保険が22日、台北市松山区の王朝大酒店(サンワールドダイナスティホテル)の土地と建物を268億台湾元(約970億円)で買収したことについて、業界関係者は、同建物は富邦人寿が保有する、隣接のショッピングセンター(SC)「微風南山(ブリーズ南山)」入居ビルと建物番号が同じで、改築するには同建物も取得する必要があったと指摘した。24日付蘋果日報が報じた。
両建物は1980年代初めに同じ建設許可に基づき一括で建設された。このうち微風南山が入居するビルは富邦人寿が2009年に取得し、百貨店「momo百貨」を開業したが、13年に経営権を微風広場(ブリーズセンター)に売却していた。
業界関係者は、両建物は台北小巨蛋(台北アリーナ)や台北都市交通システム(MRT)南京復興駅に近く、将来オフィスビルに建て替えた場合、賃料は信義計画区の高級オフィスビル並みの1坪当たり3,000~4,000元が見込めると指摘した。
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