ニュース 商業・サービス 作成日:2020年7月24日_記事番号:T00091210
経済部統計処が23日発表した統計によると、小売業の6月売上高は前月比2%増、前年同月比1.3%減の3,072億台湾元(約1兆1,000億円)、飲食業は前月比2.6%増、前年同月比7%減の638億元だった。いずれも5月より前年同月比の減少幅が縮小した。統計処は、個人負担1,000元で3,000元分の消費ができる振興券「三倍券」効果や夏季休暇で、小売業の7月売上高は前年同月比2%減~1%増、飲食業は0~3%減と改善する可能性があると予測した。24日付中国時報などが報じた。
総合商品小売業の6月売上高は1,000億元で、前年同月比1.5%減だった。うち、▽コンビニエンスストア、306億元(8.5%増)▽スーパーマーケット、179億元(6.9%増)▽量販店、174億元(3.1%増)──は好調だった。一方、外国人観光客の入境制限を受け、▽百貨店、251億元(1.9%減)▽その他(免税店など)、90億元(36.4%減)──は減少した。
無店舗小売業のうち、電子ショッピング・通信販売業は前年同月比18.3%増の191億元で、同月として過去最高を記録した。ガソリン価格の大幅下落を受け、燃料小売業は173億元で24.9%減だった。
卸売業、テレワーク関連が好調
卸売業の6月売上高は前月比4.7%増、前年同月比0.1%増の8,356億元だった。新型コロナウイルス対策でテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)関連のノートパソコンやメモリー販売が好調で、機械器具の6月売上高は前年同月比4.7%増の3,482億元だった。
統計処は、卸売業の7月売上高は前年同月比4~7%減と予測した。
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