ニュース 電子 作成日:2020年7月27日_記事番号:T00091219
台湾積体電路製造(TSMC)は、先進パッケージング(封止)関連の研究開発(R&D)・生産拠点である新竹科学園区(竹科)龍潭科学園区(桃園市)の同社工場に、アップルの専用エリアを設置しているようだ。次世代ディスプレイ技術のミニ発光ダイオード(LED)採用に向けた研究開発を進めており、プロジェクト関係者以外の立ち入りを厳重に制限しているとされる。27日付経済日報が報じた。
TSMCは、個別の顧客との提携の詳細についてはコメントしないとした。
アップルは今年末か2021年初めに、ミニLEDバックライト技術を採用したタブレット端末「iPad」新製品を発売すると観測されている。業界関係者によると、同エリア内に入る資格を得ているとされるIC設計の譜瑞科技(パレード・テクノロジーズ)の埋め込み型ディスプレイポート・タイミング・コントローラー(eDP TCON)技術が、同新製品の成否の鍵を握るとみられる。
アップルは、このTSMC龍潭工場のすぐ近くに、台湾のLED最大手、晶元光電(エピスター)などと提携してミニ/マイクロLEDの研究開発拠点を新たに設置するとみられている。
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