ニュース 運輸 作成日:2020年7月27日_記事番号:T00091228
海運大手、長栄海運(エバーグリーン・マリン)の張正鏞董事長は24日、5月から世界的に海運需要が回復し始め、6月以降は供給逼迫(ひっぱく)で運賃上昇が続いており、増便で対応していると明らかにした。25日付経済日報などが報じた。
長栄海運の6月の貨物輸送量は56万TEU(20フィートコンテナ換算)まで増加し、運賃も過去最高水準を回復した。また、国際原油価格が前年同期を大きく下回っているため恩恵を受けている。同社の燃油使用量は年間300万トン。
張董事長は、7月の米国向けコンテナ需要は前年同期を上回っており、相次いで増便しているが、運賃は好調に推移していると説明。欧州向けも前年並みの需要が続いていると明らかにした。
桃園で物流園区開発
傘下の長栄国際儲運(エバーグリーン・インターナショナル・ストレージ&トランスポート)の陳義忠董事長は、桃園市大園区で開発中の物流園区について、工事の進捗(しんちょく)度は21日時点で5.74%で、来年末の完成を予定していると明らかにした。同園区では延べ床面積約3万5,000坪の4階建て倉庫、1,880坪の7階建てオフィスビルを計画している。
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