ニュース 電子 作成日:2020年7月28日_記事番号:T00091244
業界関係者によると、電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)傘下で金属筐体(きょうたい)を手掛ける鎧勝控股(ケーステック・ホールディングス)は、アップルのスマートフォンiPhone向けを初めて受注したようだ。有機EL(OLED)ディスプレイを囲む金属ベゼル(額縁)を生産し、ディスプレイとモジュール化して組み立てメーカーに出荷するようだ。28日付工商時報が報じた。
業界関係者によると、ペガトロン幹部の仲立ちでケーステックとiPhone組み立てに参入するとみられる中国の立訊精密工業(ラックスシェア・プレシジョン・インダストリー)の提携が実現し、既にラックシェアがケーステックに従業員を派遣して支援を行っているという。
ケーステックは、アップルのノートパソコンMacBookとタブレット端末iPad向けに筐体を供給しているが、iPhone向けは良品率が低いことなどから、これまで受注できなかった。
業界では、ラックスシェアがケーステックの買収に向けた交渉に入ったとの観測が浮上していた。
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