ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年7月28日_記事番号:T00091250
電炉メーカーの豊興鋼鉄は27日、今週の台湾域内向け鉄筋価格を1トン当たり200台湾元(約720円)引き上げた。5週ぶりの値上げだ。同社は、鉄スクラップなど鉄製品原料の国際価格が2週連続で上昇したため、コストを反映したと説明した。28日付工商時報が報じた。
同社は、鉄スクラップの買い取り価格も1トン当たり200元引き上げた。これにより、鉄筋価格は1.36%上昇の1トン当たり1万4,800元、鉄スクラップの買い取り価格は2.98%上昇の6,900元となった。形鋼は2万100元で据え置いた。
同社は、直近1週間の鉄筋需要は好調で、台湾全土の取引量は7万~8万トンとの見方を示した。
同社の値上げを受け、▽東和鋼鉄企業(東鋼)▽威致鋼鉄工業▽海光企業──などの鉄筋大手の追随が予想されている。
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