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量販店の中元節セール、三倍券効果に期待


ニュース 商業・サービス 作成日:2020年7月28日_記事番号:T00091251

量販店の中元節セール、三倍券効果に期待

 量販店大手、家楽福(カルフール)や愛買(aマート)は、29日から中元節(旧暦7月15日、2020年は9月2日)セールをスタートする。今月15日に利用開始となった消費刺激のための振興券「三倍券」効果に期待している。28日付工商時報が報じた。

 量販店の中元節セールは例年、贈答品や供え物の需要が高まる中元節に向けて約1カ月間実施される。

 カルフールは、15日以来の三倍券利用の消費額が7億台湾元(約25億円)近く、売上高は10~20%増えた。中元節セールでは、昨年の国際品評会「インターナショナル・チョコレートアワード(ICA)」で世界一に輝いた福湾巧克力(屏東県)のチョコレートをはじめ、▽花蓮県産のしょうゆ▽雲林県産の黒皮ピーナツ▽台東県産のブランド米「関山米」──など、各地の特産品や名産を特価で提供し、期間中売上高で過去最高を目指す。

 aマートは、26日までに三倍券利用の消費額が1億元を突破した。来店者は10%増加し、売上高は1~12日に比べ40%増えた。乾物や生鮮食品、保健食品は10%増、家電製品は2倍となった。中元節セールでは、最大64%引きで1万種以上の商品を提供し、期間中の売上高は前年比20%以上を目指す。