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上半期の訪台旅行者、78%減【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2020年7月28日_記事番号:T00091254

上半期の訪台旅行者、78%減【表】

 交通部観光局の27日発表によると、上半期の訪台旅行者は延べ126万2,000人で、前年同期比78.9%減少した。新型コロナウイルス感染症流行の影響だ。28日付経済日報が報じた。

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 世界的な流行が今後も続いた場合、今年通年の訪台旅行者は前年比1,000万人以上減少する恐れがある。観光局が2018年に実施した調査によると、訪台旅行者の消費額は1人当たり平均3万7,345台湾元(約13万5,000円)で、これを基に計算すると、今年の観光業の損失は3,734億5,000万元に上ることとなり、関連業者への打撃は甚大だ。

 1月の訪台旅行者は延べ81万2,970人に上ったが、多くの国・地域で感染が広がり始めた2月は35万7,357人、3月は7万8,259人に減少。その後、全世界的な流行となり、各国・地域で入出境制限が取られたことで、4月は2,559人にまで減少、5月は3,250人だった。6月は7,491人とやや回復した。6月から各国・地域で流行が緩和し、ビジネス客や華僑の訪台が増えた。