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郭台銘董事長が再婚、披露宴は延々6時間半


ニュース 社会 作成日:2008年7月28日_記事番号:T00009126

郭台銘董事長が再婚、披露宴は延々6時間半

 
 鴻海集団の郭台銘董事長(57)とダンス講師の曽馨盈さん(33)の結婚式が26日、台北君悦飯店(グランドハイアット台北)にて華やかに挙行された。

 午後6時半からスタートした披露宴には、連戦国民党名誉主席や蕭万長副総統などの政治家をはじめ、張忠謀台湾積体電路製造(TSMC)董事長や林百里広達電脳(クアンタ・コンピュータ)董事長ら著名人が大勢集った。主な賓客の資産は合計7,000億台湾元(約2兆5,000億円)にも上るという。

 立会人を務めた連戦名誉主席や、来賓の祝辞が長々と続いたことから、1品目の料理が運ばれてきたのは午後9時すぎ。披露宴は予定の午後11時を過ぎても終わらず、結局お開きになったのは翌日27日の午前1時だった。延々6時間の長丁場に来賓たちは疲労困憊の態だったが、新郎新婦は始終笑みを浮かべ、幸せそうなようすだったという。

 郭董事長は前妻の林淑如さんを3年前にがんで亡くしており、今回は再婚。母親の初永貞さんが素直な性格の曽さんをたいそう気に入り、「是非とも彼女を娶りなさい」と後押ししたそうだ。披露宴で姑が何度も「彼女が大好きなの」と言うのを聞いた曽さんは、うれし涙で目を潤ませていた。

 郭董事長の息子、郭守正さんは、自ら新郎新婦のミュージックビデオ(MV)を編集するなど披露宴を指揮を執り、親孝行ぶりを見せた。第2の春を迎えた父親に対して「父さん、ずっと苦労を掛けてきたね、ありがとう。愛してるよ」と呼び掛け、曽さんには「わが家にようこそ、歓迎します」と語り、来賓らを暖かい気持ちにさせた。

 台湾一の富豪に見初められ、玉のこしに乗った曽さんは、結婚後も好きなダンスの仕事を続けるそうだ。