ニュース 社会 作成日:2020年7月28日_記事番号:T00091263
台湾彩券(台彩)が運営するロトくじ(数字選択式宝くじ)「威力彩」は47期連続で1等当せんが出ず賞金額が過去最高の約31億2,500万台湾元(約112億円)に膨れ上がっていたが、きのう27日に台北市と南投県の売り場でそれぞれ1口の当せんが出た。半分ずつを分け合うこととなり、1人当たり過去最高額の更新はならなかった。
株式市場の加権指数の過去最高更新もあって、27日夜の売り場は大盛況だった(27日=中央社)
1等当せん者が出た売り場は台北市大安区の「彩盈宝彩券商行」と南投県竹山鎮の「大運発商行」。
彩盈宝は開業約20年で、これまで賞金額が比較的低い別のロトくじ「今彩539」で4~5回、1等当せん者を出したことがあるが、威力彩や「大楽透」など高額くじの1等当せんは初めて。
同店代表者は、ここ数日、店先の軒下に大きなコウモリがぶら下がるという今まで見たことのない光景が出現し、1等が出るのではとの予感があったと語った。
一方、大運発は、投資のための資金を「神様から借金できるお宮」として有名な道教廟(びょう)「紫南宮」近くに位置する。開業7年で、今彩539の1等が3回出ていたが、威力彩の1等当せんは初めて。同店経営者は「ついに高額当せんが出て、うれしい限りだ」と喜びを爆発させた。
当せんを予感させる兆候は特になかったそうだが、同店の常連客も「紫南宮のご利益に違いない」と歓声を上げた。
台彩によると、積もりに積もった賞金を目当てに、今期の威力彩の賭け金は20億元に迫り、これまでの過去最高記録、18億8,200万元(2013年7月18日)を大幅に上回った。それだけに昨夜はがっくりと肩を落とした者も多かったことだろう。
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