ニュース 電子 作成日:2020年7月29日_記事番号:T00091266
業界観測によると、受動部品メーカーの▽国巨(ヤゲオ)▽華新科技(ウォルシン・テクノロジー)▽大毅科技(TA-Iテクノロジー)──などは近く、チップ抵抗器のオファー価格を20~25%引き下げるもようだ。需要に大きな変化がない一方、新型コロナウイルス感染症流行の影響で稼働を停止していた受動部品メーカーの工場が再開し、供給が増えたためとみられる。3社はノーコメントだ。29日付経済日報が報じた。
業界ではこれに先立ち、ヤゲオが積層セラミックコンデンサー(MLCC)のオファー価格を2割引き下げたとの観測が浮上していた。今回の観測も事実であれば、値下げ対象がチップ抵抗器にも広がったことを意味する。
業界関係者は、上半期は新型コロナウイルス感染拡大に伴うテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)の広まりなどにより、パソコンやネットワーク機器向けの受動部品の需要が急増した一方、日本や韓国の受動部品メーカーのフィリピン工場が、感染拡大防止のためのロックダウン(都市封鎖)措置を受け稼働を停止したことで、受動部品の供給が減少し、価格が急上昇していたと指摘した。
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