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上半期の不渡り金額、過去32年で最低


ニュース 金融 作成日:2020年7月29日_記事番号:T00091279

上半期の不渡り金額、過去32年で最低

 中央銀行(中銀)の28日発表によると、上半期の預金不足による不渡り金額は226億7,400万台湾元(約810億円)で前年同期に比べ41億2,600万元(15.4%)減少した。新型コロナウイルスの影響で企業経営に深刻な影響が予想されたが、政府が大規模な資金供給を行った結果、今年上半期の手形や小切手の不渡り金額は過去32年の同期で最低水準にとどまった。29日付工商時報が伝えた。

 上半期の単月での不渡り金額はいずれも50億元未満で、最高は6月(49億4,500万元)だった。3月と6月以外は、前月より減少した。

 背景には中銀が4月から2,000億元規模の中小企業向け融資を実施。5月には対象を小規模事業者にも拡大するなど、政府が積極的に中小企業支援を行ったことがある。