ニュース 医薬 作成日:2020年7月30日_記事番号:T00091287
ワクチン製造の国光生物科技(アディミューン)は29日、次世代のインフルエンザワクチンの開発で住友グループと提携していると明らかにした。同グループ向けに生産する抗原の輸出を8月に開始する予定だ。30日付工商時報などが報じた。
この他、国光生技は、東南アジアで4価インフルエンザワクチンの販売を開始する予定だ。インフルエンザワクチンは、既に中国、欧州、米国など向けに生産している。
国光生技の詹啓賢董事長は、ワクチンの生産能力が逼迫(ひっぱく)しており、長期的な需要増に対応するため、生産能力の拡大を進めていると説明した。新たなプレフィルドシリンジ(PFS)充塡(じゅうてん)ラインが来年2月に稼働予定で、年産能力は1億本へと現在の4倍に拡大する見通しだ。
新型コロナワクチン、8月臨床試験
詹董事長はさらに、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、8月に台湾大学との提携により60~70人を対象とした第1相臨床試験を開始する予定で、10~11月には3,000人を対象とした第2・3相臨床試験を実施する計画と明らかにした。
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