ニュース 電子 作成日:2020年7月30日_記事番号:T00091293
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は29日、8インチウエハー工場が顧客からの旺盛な需要で供給逼迫(ひっぱく)となっていることを受け、来年のオファー価格を引き上げる可能性について顧客と協議していると明らかにした。12インチ工場の一部製品も値上げする可能性がある。30日付電子時報などが報じた。
UMCは、第3四半期は28、22ナノメートル製造プロセスで多くの製品がテープアウト(設計完了)し、第4世代移動通信(4G)、5G対応スマートフォンなど向けの無線関連製品が量産入りする予定で、設備稼働率はほぼフル稼働の95%で推移すると予想。28、22ナノは年内いっぱい供給不足となる見通しで、南部科学園区(南科)の12インチ工場「Fab12A」で28、22ナノの生産能力を拡大する。今年の設備投資額は前年比約7割増の10億米ドルを計画している。
UMCの第2四半期純利益は66億8,100万台湾元(約240億円)で、前期の約3倍、前年同期の約3.8倍の大幅増だった。
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