ニュース 運輸 作成日:2020年7月30日_記事番号:T00091294
台湾高速鉄路(高鉄)は今年、保守点検用の材料や部品の調達額に占める台湾メーカーへの発注額を24%に高め、3億7,000万台湾元(約13億3,000万円)の調達コスト削減を目指している。30日付経済日報が報じた。
高鉄の江耀宗董事長は、当初は日本の新幹線システムを一括で導入したため、部品なども全て日本製を採用したが、外観の塗料など中核部分以外の部品、材料は、台湾メーカーが高品質で低価格な製品を製造することが可能と指摘した。
昨年の保守点検用調達額では4億3,000万元のコスト削減を実現。2022年までには台湾メーカーからの調達比率を30%まで高めたい考えだ。
今後、高鉄が予定する車両の調達に関する競争入札について江董事長は、落札業者にできる限り台湾メーカーの部品を採用するよう求めると語った。
高鉄は同日、工業技術研究院(工研院、ITRI)と共同開発したスマート型の軌道点検車を公開した(29日=中央社)
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