ニュース その他分野 作成日:2020年7月30日_記事番号:T00091295
国家発展委員会(国発会)は29日、個人情報のデジタルプラットフォームサービス「MyData」のテスト運用を開始した。登録することで政府機関の管理する個人情報をMyData上にダウンロードし、銀行が直接アクセスできるようになるため、金融サービスを申し込む際に政府機関が発行する証明書類の取得などが不要になる。30日付経済日報が報じた。
MyDataには、▽内政部▽財政部▽労働部──など7行政機関が管理する▽戸籍▽財産▽所得──など31項目の個人情報をダウンロードできる。また、▽台新国際商業銀行(台新銀)▽遠東国際商業銀行(ファーイースタン・インターナショナル・バンク)▽台中商業銀行▽彰化商業銀行(CHB)▽玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)▽中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)▽台北富邦商業銀行──の7行が対応する。
台新銀の尚瑞強総経理は、顧客はMyDataを使用することで、同行インターネット上からの▽クレジットカード▽信用貸し付け▽自動車ローン▽住宅ローン──などの申請手続きを大幅に簡略化できると述べた。
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