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台湾スターの5Gサービス、8月4日開始


ニュース 電子 作成日:2020年7月30日_記事番号:T00091301

台湾スターの5Gサービス、8月4日開始

 通信キャリア、台湾之星電信(台湾スターテレコム)は29日、国家通訊伝播委員会(NCC)から第5世代移動通信(5G)の営業免許の発給を受けた。8月4日にサービスを開始する。30日付工商時報などが報じた。

 5Gサービス開始時には、繁華街や百貨・商業オフィスエリアなど455カ所、人気スポットの50%をカバーする予定だ。今年末の人口密集地のカバー率80%、2021年の6直轄市の人口カバー率90%が目標だ。同社が落札していたのは5Gの3.5ギガヘルツ(GHz)帯。

亜太電信はQ3開始

 同業の亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)も同日、5G営業免許の発給を受けた。第3四半期にサービスを開始する。同社が落札したのは5Gの28GHz帯(ミリ波帯)だが、現段階では対応機種が限られており、今後、他の通信キャリアと提携した3.5GHzへの「相乗り」を申請するとみられている。

 これにより、既にサービスを開始した▽中華電信▽遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)▽台湾大哥大(台湾モバイル)──を含む台湾大手5社全てが営業免許取得を済ませた。米国は29日までに、5社全てを、中国共産党などのコントロールを受けない信頼できる5G通信サービスの提供企業「5Gクリーンネットワーク」に指定した。