ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年7月30日_記事番号:T00091306
鉄鋼大手、中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄の第2四半期純損益はマイナス3億6,300万台湾元(約13億円)で、第1四半期のマイナス1億2,500万元から拡大し、3四半期連続の赤字となった。新型コロナウイルス感染症流行による鉄鋼価格下落と販売量減少の打撃を受けた。証券会社は第3四半期について、最近の鉄鋼価格上昇と需要回復などに支えられ、黒字転換するとの見通しを示した。30日付工商時報が報じた。
中鴻鋼鉄は、第2四半期の赤字拡大について、海外でのロックダウン(都市封鎖)措置により市場全体の需要が急減したためと説明した。5月は鉄鋼製品販売量が18万トンにまで落ち込んだほか、販売価格も低水準だった。同社は、販売価格が6月に底をつき、販売価格と量とも次第に回復していることから、第3四半期の好転が見込めるとの見方を示した。同社は7月と8月の価格を連続で引き上げていた。
第2四半期売上高は78億5,000万元で、前年同期比32.47%減だった。上半期売上高は177億2,100万元で、24.07%減だった。上半期純損益はマイナス4億8,800万元だった。
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