ニュース 医薬 作成日:2020年7月31日_記事番号:T00091326
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は30日、ラニチジンを成分に含む医薬品の販売・使用を8月1日から禁止すると発表した。胃薬36品目が対象となる。ラニチジンを含む医薬品は長く保管するほど、発がん性物質の「N-ニトロソジメチルアミン(NDMA)」が生成されるリスクが高まると指摘されており、胃薬36品目の保管期間(2~4年)内に1日当たりの摂取許容限度96ナノグラムを超えるNDMAが生成される恐れがあるとして禁止を決めた。31日付聯合報が報じた。
8月1日以降にラニチジンを含む医薬品を販売した場合、6万~150万台湾元(約21万~540万円)の罰金が、期限内に回収しなかった場合は20万~500万元の罰金が科される。
台湾ではTFDAが昨年9月にラニチジン製剤38種類の回収、検査を指示し、その後、ある胃薬から発がん性物質が検出されていた。
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