ニュース 電子 作成日:2020年8月3日_記事番号:T00091346
3日付経済日報によると、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が、ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)への7ナノ・5ナノメートル製造プロセス採用製品の来年の生産委託量を約20万枚へと、約2倍に引き上げたことで、同プロセスの生産ラインは来年いっぱいフル稼働が続く見通しだ。
AMDの発注量引き上げは、米半導体大手、インテルが先ごろ、7ナノプロセス採用の中央演算処理装置(CPU)の量産出荷開始が2022年末以降にずれ込むとの見通しを明らかにしたことを受けての市場シェア拡大の姿勢とみられる。来年第2四半期にはTSMCでのウエハー投入量でアップルを抜き、AMDがTSMCの売上高構成比の20%以上を占め、最大顧客に浮上する見込みだ。
AMDのCPUは今後、シェア30%以上に拡大する可能性があり、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手の日月光投資控股(ASEテクノロジー・ホールディング、ASEH)、CPUソケットの嘉沢端子工業(LOTES)、祥碩科技(ASメディア・テクノロジー)なども恩恵を受けるとみられる。
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