ニュース 電子 作成日:2020年8月3日_記事番号:T00091349
アップルは30日、今秋予定するiPhone新機種の発売が数週間遅れることを認めた。新型コロナウイルスの影響のためとみられる。例年の9月発売が、今年は10月中旬にずれ込むため、組み立てを手掛ける鴻海精密工業と和碩聯合科技(ペガトロン)など、台湾サプライチェーンの出荷のピークは例年より後ずれしているようだ。1日付蘋果日報などが報じた。
アップル製品の動向分析で定評がある、天風国際証券(TFインターナショナル・セキュリティーズ)の郭明錤アナリストは先ごろ、新iPhoneは3サイズ4モデルあり、いずれも有機EL(OLED)ディスプレイ搭載と分析していた。鴻海が全体の70%以上を組み立てるとされ、6.7インチモデルは鴻海が独占受注、6.1インチモデルは70%以上を受注し、5.4インチモデルは鴻海とペガトロンが受注を分け合うようだ。
同機種はiPhoneとして初めて第5世代移動通信(5G)に対応するとみられている。証券会社は先ごろ、アップルの主導する5G関連テストなどが、新型コロナウイルス感染拡大を受けた米企業の不要不急の出張制限により遅れていると指摘していた。
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