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《新型肺炎》新型コロナワクチン調達、海外技術・台湾生産の案浮上


ニュース 医薬 作成日:2020年8月3日_記事番号:T00091357

《新型肺炎》新型コロナワクチン調達、海外技術・台湾生産の案浮上

 行政院は新型コロナウイルスのワクチン調達計画として、英オックスフォード大学と英アストラゼネカから技術移転を受け、国家衛生研究院(国衛院)と台康生技(エアジェニクス)が開発し、エアジェニクスが生産する案を検討しているようだ。3日付経済日報が報じた。

 既に国衛院がオックスフォード大学に資料を提出し、エアジェニクスも関連の計画を進めているとされる。来年までに1億~1億2,000万本を生産し、来年第1四半期に台湾市民への接種を完了させ、残りは新型コロナウイルスのワクチン平等分配のための枠組み「COVAXファシリティー」を通じて他国・地域への支援に充てるようだ。予算は100億台湾元(約360億円)以上を投じるとみられる。

 行政院のワクチン調達計画は、これまでに▽海外メーカーからの調達▽台湾メーカーによる開発・製造──の2案が明らかになっていたが、海外から技術移転を受け、台湾メーカーが生産する案が最も早くワクチンを確保できるとされ、採用される可能性が最も高いとみられている。