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ハンスター、Q2赤字3.8億元


ニュース 電子 作成日:2020年8月4日_記事番号:T00091366

ハンスター、Q2赤字3.8億元

 中小型液晶パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)が3日発表した第2四半期純損益はマイナス3億8,800万台湾元(約14億円)だった。タブレット端末向けの需要が好調だったことなどから稼働率が90%以上に回復し、連結売上高は36億5,700万元と前期比7%増加したが、新製品用金型の開発費用が増えたほか、中小型パネルの価格が反転上昇したのが6月だったため、赤字となった。4日付工商時報が報じた。

 第2四半期の中小型パネル出荷枚数は1億2,600万枚、大型パネルは48万枚だった。製品別の売上高構成比は▽6インチ以下の携帯電話用、29%▽6.2~10.1インチのタブレット端末用、58%▽11インチ以上の大型パネル、13%──。

 ハンスターは、第3四半期は例年の需要期で、▽車載▽ウエアラブル(装着型)端末▽スマートフォン▽タブレット端末──など向けの需要が伸びており、中小型パネルの価格も上昇してきているため、業績は大幅に改善すると予想した。