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7月バイク販売11%増、年初来最高に【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年8月4日_記事番号:T00091371

7月バイク販売11%増、年初来最高に【表】

 7月のバイク新車登録台数は、前年同月比11.5%増の9万6,503台で、年初来の最高だった。各社は夏季休暇向けの販促を前倒しし、7月15日から利用が始まった振興券「三倍券」での指定車種購入が割り引きとなるキャンペーンなどを実施している。4日付自由時報が報じた。

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 首位の光陽工業(KYMCO、キムコ)は3万2,551台で前年同月比15.3%増だった。1~7月は16万5,474台で、前年同期比0.64%増だった。シェアは33.1%だった。

 2位は三陽工業(SYM)の2万6,794台で前年同月比約50%増と大幅増だった。1~7月は13万8,831台で、前年同期比33.2%増だった。シェアは27.8%だった。「迪爵(DUKE)125」の新モデル発売が貢献した。

 3位の台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾、YMT)は2万926台で前年同月比6.1%減だった。1~7月は10万9,593台で、前年同期と横ばいだった。

 電動バイク最大手、睿能創意(Gogoro台湾)は8,588台で、前年同月比26.6%減だった。1~7月は4万3,345台で、前年同期比35.4%減だった。シェアは8.7%だった。

 7月の電動バイク全体の新車登録台数は1万146台で、前年同月比19.4%減だった。政府の購入補助金減額が影響した。

 1~7月の新車登録台数は49万9,685台で、前年同期比3.7%増だった。

 業界関係者は、下半期も台湾の新型コロナウイルス感染症流行が抑制されていれば、来年の購入補助金減額見通しで、年内に駆け込み購入が増え、通年の販売台数は90万台を超えると予測した。