ニュース 政治 作成日:2020年8月4日_記事番号:T00091376
台湾が東アフリカのソマリア北部で同国から実質的な独立状態にあるソマリランド(国際的には未承認)と代表機関の相互設置で合意したのに続き、ソマリランド側は台湾の国家承認を検討しているもようだ。中央社電などが伝えた。
現地紙ソマリランド・クロニクルが3日、消息筋の話を引用して伝えたところによると、ソマリランドのムセ・ビヒ・アブディ大統領は側近に対し、台湾との関係強化や相互承認の可能性について検討を指示したという。
消息筋によれば、ビヒ大統領は米議会が台湾の外交的孤立を防ぐことを米政府に促すために可決した「台北法案」について検討を指示したほか、台湾を一方的に承認した場合のメリットとデメリットに関するリスク検討も求めたとされる。
これについて、台湾外交部は同日、「情報源を示さない関連報道にはコメントしない」と述べるにとどまった。
一方、ソマリランド・クロニクルは4日、同国の外務・国際協力省からの情報として、中国の代表団が5日にも中心都市のハルゲイサ入りすると報じた。中国の駐ソマリア大使も1日からハルゲイサに滞在しており、ソマリランドの台湾接近を阻止する狙いがあるとみられる。
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