ニュース 建設 作成日:2020年8月4日_記事番号:T00091377
6直轄市の市政府地政局が3日発表した7月の建物売買移転件数(売買による建物の所有権移転登記件数)は合計2万3,588件で、前月比19.3%増、前年同月比2.8%増、同月として過去5年で最高だった。4日付経済日報が報じた。
永慶房屋の謝志傑・業務管理部資深経理は、売買契約の締結から移転登記の完了までは約1カ月かかるため、今回の結果は6月の市況を表していると指摘。住宅購入を当初3~4月に予定していた消費者が、新型コロナウイルス感染症対策が緩和された6月以降に購入するケースが多かったと分析した。
県市別では、新北市が前月比19.4%増、前年同月比2.6%増の6,142件で最多だった。続いて、▽桃園市、4,615件(前月比20.3%増)▽台中市、4,059件(11.2%増)▽台北市、2,892件(26.5%増)▽高雄市、3,634件(23.6%増)▽台南市、2,246件(17%増)──の順だった。
1~7月の建物売買移転件数は累計13万1,539件で、前年同期比1.2%減だった。不動産業界は、新型コロナウイルス感染症流行が抑制されている状況が続けば、通年でプラス成長となり、30万件を突破する可能性があると予測した。
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