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来年12インチウエハー逼迫、GWC見通し


ニュース 電子 作成日:2020年8月5日_記事番号:T00091388

来年12インチウエハー逼迫、GWC見通し

 半導体用シリコンウエハー大手、環球晶円(グローバルウェーハズ、GWC)の徐秀蘭董事長は4日、来年は半導体景気が回復し、需要が力強く、特に12インチウエハーやエピタキシャルウエハーの供給不足が深刻化すると語った。5日付経済日報が報じた。

 徐董事長は、新型コロナウイルスなど不確定要素があるため、川下メーカーが在庫水準引き上げを計画している一方、地政学リスクもあり、ウエハーメーカーは増産を減速していると説明した。

 同社の供給先は、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)やサムスン電子など大手メーカーのため、同社の景気見通しは半導体市況の重要指標とされる。

 同社が4日発表した第2四半期連結売上高は137億100万台湾元(約490億円)で前期比1.4%増、前年同期比6.8%減だった。粗利益率は38.56%で前期比2.03ポイント上昇、前年同期比1.49ポイント下落した。純利益は33億9,700万元で前期比18%増、前年同期比4.2%減だった。