ニュース 建設 作成日:2020年8月5日_記事番号:T00091391
新北市政府城郷発展局は4日、同市新荘区と泰山区にまたがる「新泰塭仔圳都市計画」を始動すると発表した。輔仁大学周辺の約400ヘクタール(ha)で、北部では近年で最大の再開発プロジェクトとなる。5日付中国時報が伝えた。
侯市長は、塭仔圳地区には桃園機場捷運(桃園空港MRT=都市交通システム)が通っており、再開発によって海外旅行客にとっての新北市のイメージを改善すると表明した(新北市政府リリースより)
8月末に説明会を開き、地上建築物の撤去に対する補償方法を公表。9月から1年間は市民による自主的撤去期間。来年9月以降は市政府による施工期間となる。完成時期は中正路以北(第1区)が2025年、中正路以南(第2区)が26年となる予定だ。
再開発後の用途は住宅が198ha、商業区が48ha、産業専用区が4ha、医療サービス用地が2.8ha、社会福祉施設用地が1.8haなどとなり、面積3ha以上の公園4カ所も設けられる。
塭仔圳都市計画は09年に検討が開始され、15年に市都市計画委員会の審議を通過した。しかし、地元住民の反対に遭い、計画が内政部に却下され、棚上げされてきた。
侯友宜新北市長は「塭仔圳地区には違法建築の工場が密集しており、火災などが多発してきたため、都市計画の見直しと適切な対応が必要だ」と指摘した。
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