ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

豊邑機構、台中北屯区開発に100億元


ニュース 建設 作成日:2020年8月5日_記事番号:T00091393

豊邑機構、台中北屯区開発に100億元

 台中市政府が4日に実施した土地の競争入札で、市内で建設が進む台中都市交通システム(MRT)の車両基地、「北屯機廠」(北屯区)周辺用地のうち、商業用地約2,900坪を建設大手の豊邑機構が21億台湾元(約76億円)で落札した。今後、総床面積2万5,000坪のショッピング施設やオフィスビルを建設する計画だ。投資額は100億元。5日付経済日報が報じた。

 北屯機廠周辺では、有料会員制の米系量販店、コストコ(好市多)の台中2号店開設(年末にオープン予定)が決定して以降、不動産市場が急速に活発化しており、同業大手のカルフール(家楽福)進出も観測されている。豊邑機構が取得した用地はコストコの向かい側に位置する。

 北屯機廠は年内の開業を予定するMRT烏日文心北屯線(緑線)の始発駅「北屯総駅」を兼ねている。この日、同駅から800メートル離れた「旧社駅」そばの3,155坪の商業用地を登陽営建機構が30億元で落札した。周辺で今後、新たな商圏の形成が見込まれる。