ニュース 金融 作成日:2020年8月5日_記事番号:T00091396
金融監督管理委員会(金管会)の4日発表によると、クレジットカードの6月決済額は2,371億台湾元(約8,500億円)で前年同月比27.76%減少し、同月として2015年以降で最低だった。新型コロナウイルス感染症の影響で航空券や海外旅行費用などの高額決済が減少したほか、納税期間が5月末までから6月末までに延長されたため、クレジットカードを利用した納税額が例年より1カ月遅い7月の数値に反映される見込みであるためだ。5日付経済日報が報じた。
クレジットカード決済額は過去5~6年間、6月に過去最高を更新してきた。今年6月は、比較対象となる前年同月の数値がこれまで単月過去最高の3,282億元と高かったため、大幅減少となった。
カード発行銀行別の決済額は、多い順に▽玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)、402億5,700万元▽国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)、400億4,400万元▽中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)、326億元──だった。カード発行枚数でも、玉山商業銀行が6万3,000枚で最多だった。
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