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LGD、パネルを10%減産


ニュース 電子 作成日:2008年7月28日_記事番号:T00009142

LGD、パネルを10%減産


 パネル業界世界2位の韓国・LGディスプレイ(LGD)は27日、需要悪化と市場の今後の見通しが不明瞭なことを理由として、既に26日から10%の減産に入ったと発表した。8月末まで続け、市況が好転すれば9月にも通常の生産に戻すとしている。28日付経済日報が報じた。
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 パネル業界では友達光電(AUO)が先週、第3四半期に10%の減産を実施すると表明したことで、韓国メーカーの対応に注目が集まっていた。世界最大手のサムスンは25日、「下半期の液晶パネルの受注は満杯で、当面減産は行わない」と表明したため、友達とLGDによる減産がどの程度の効果を生むのか、改めて関心を集めることとなった。

 LGDが減産に踏み切ったのは、第2四半期の在庫が前期比で35%と大幅に増加したためだ。アナリストからは、「パネル産業の景気は恐らく想像以上に悪く、LGDは減産を決めざるを得なかった」という見方が出ている。