ニュース 電子 作成日:2020年8月7日_記事番号:T00091437
ディスプレイドライバIC業界関係者によると、第3四半期に入り同製品価格は値上げ幅が平均15%に達した。ファウンドリーの生産能力逼迫(ひっぱく)により、粗利益率の比較的低いドライバICがまず受託生産価格引き上げの対象となり、生産コスト増加分の反映を迫られている。7日付自由時報などが報じた。
こうした中、ドライバICを手掛けるIC設計大手、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)の王守仁総経理は6日、より多くの生産能力確保のため交渉に努めており、価格についてもコストの反映に向け顧客と話し合いを進めていると説明した。
ノバテックQ2純利益、過去最高
ノバテックが6日発表した第2四半期決算によると、連結売上高は186億1,000万台湾元(約670億円、前期比10.2%増、前年同期比14.1%増)、純利益は25億5,700万元(前期比15.6%増、前年同期比20.2%増)で、共に過去最高だった。第3四半期も巣ごもり商機でパソコンなど向け需要が続くほか、大型テレビ用ドライバICの需要期に当たり、前期比7.5~10.7%の増収を見込む。
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