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作成日：2008年7月29日_記事番号：T00009144
台風８号一過、２人死亡
28日早朝から午後にかけて中部台湾を横断した台風８号（アジア名、鳳凰）による突風や大雨の影響で、内政部消防署のまとめによると、台東県と台南県で計２人が死亡し、負傷者は６名に上った。
台東県卑南郷では28日午前６時ころ、屋根の修理をしていた67歳の男性が突風にあおられて水田に落下して死亡、台南県下営郷ではバイクを運転していた50歳の女性が道路わきの側溝に落ちて死亡した。
行政院農業委員会（農委会）のまとめによると台風による農作物の被害額は１億7,620万台湾元（約３億５千万円）で、被害面積は1,673ヘクタールに上った。被害はほとんど東部に集中した。花蓮県瑞穂郷鶴岡では有名なブンタンの７割が突風で落下するなど大きな被害が出た。同地のブンタンが台風で被害を受けたのは２年連続だ。
