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ヤゲオ7月売上高、前年の2倍に【図】


ニュース 電子 作成日:2020年8月7日_記事番号:T00091440

ヤゲオ7月売上高、前年の2倍に【図】

 受動部品台湾最大手、国巨(ヤゲオ)が6日発表した7月連結売上高は70億1,000万台湾元(約250億円)で、前月比54.4%増、前年同月の2.07倍に増加し、過去1年10カ月で最高だった。ヤゲオは▽買収した米ケメットが連結対象となったこと▽中国工場の稼働率の改善▽顧客からの受注安定──が主因と説明した。7日付経済日報が報じた。

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 証券会社は、巣ごもり商機による消費者向け電子製品の需要が安定しており、ヤゲオの第3四半期の生産稼働率は60~70%を維持すると予測した。売上高は前期比66.6%増、前年同期の2.2倍に増加する見通しだ。

ウォルシン、39%増収

 華新科技(ウォルシン・テクノロジー)の7月連結売上高は33億6,000万元で、前月比6.2%増、前年同月比39.3%増となり、過去1年8カ月で最高だった。第5世代移動通信(5G)関連設備やクラウドコンピューティング設備向けがけん引した。

 サプライチェーン関係者によると、5GやWi-Fi6など向けの低温同時焼成セラミックス(LTCC)の需要が旺盛で、ウォルシンは受注が満杯近くになっている。納期までにサイズにより最短で12週間、最長で20週間かかる旨を顧客に通知した。