ニュース 電子 作成日:2020年8月7日_記事番号:T00091441
苗栗県政府は6日、康普材料科技(コアマックス)傘下の恒誼化工が硫酸第8工場と倉庫オフィスビル、台湾三菱化学(三菱ケミカル台湾)が電子産業向け硫酸第4工場の着工式典を行ったと発表した。投資額はそれぞれ6億2,000万台湾元(約22億円)、6億元。半導体大手メーカーに供給する。7日付工商時報が報じた。
徐耀昌苗栗県長(左4)は、両社の新工場ができれば、新竹科学園区(竹科)、竹科竹南科学園区(苗栗県竹南鎮)、竹科銅鑼科学園区(苗栗県銅鑼郷)の顧客への輸送コストが下がり、競争力が高まると語った(苗栗県政府リリースより)
恒誼化工の何基丞董事長は、硫酸第8工場は来年完成予定で、濃度100%以上の発煙硫酸(Oleum)を生産して、三菱ケミカル台湾の電子産業向け硫酸第4工場に供給すると説明した。発煙硫酸の月産能力は8,000トンへと、現在より3,000トン増える。最大1万トンまで増やす。
両社は1997年から提携関係にあり、恒誼化工が生産した発煙硫酸を、三菱ケミカル台湾の電子産業向け硫酸第1~3工場に提供している。
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