ニュース 電子 作成日:2020年8月7日_記事番号:T00091442
宏達国際電子(HTC)が6日発表した7月連結売上高は、前月比56.2%減、前年同月比35.6%減の2億8,400万台湾元(約10億2,000万円)で、2000年6月以来で最低を更新した。1~7月累計は29億5,700万元で、前年同期比52.2%減だった。同社初の第5世代移動通信(5G)対応スマートフォン「U20 5G」の8月下旬の出荷開始を前に、売上高が落ち込んだ。8月は「U20 5G」やバーチャルリアリティー(VR)分野での提携が貢献する見通しだ。7日付経済日報などが報じた。
「U20 5G」は7月に予約販売を開始しており、価格は1万8,990元と2万元を下回る。ミドルハイエンド市場での5G買い替え商機を狙う。
HTCは5日、中華電信と5G関連産業の発展に向けた共同での研究開発(R&D)など全方位的な協力での提携覚書(MOU)を交わした。同日から、HTCのVRコンテンツ配信サイト「VIVEPORT」のサブスクリプション(定額サービス)を通じて、中華電信の「Hami VR」のコンテンツが利用可能となった。
また4日に発表した、ウクライナのARVI VR社のVR脱出ゲームのアジアでの独占代理販売権取得では、8月に中国でVRチェーンを展開する業者に導入される予定で、権利金収入が見込める。
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