ニュース 電子 作成日:2020年8月10日_記事番号:T00091468
中国通信設備大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の余承東(リチャード・ユー)消費者業務最高経営責任者(CEO)は7日、米国からの制裁により、9月15日以降はハイエンドチップの供給を受けられなくなると明かした。同チップを受託生産するファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、7月の段階で同日以降のファーウェイへの供給はないとしていた。9日付経済日報などが報じた。
余消費者業務CEOは、今秋発売予定のスマートフォン「Mate 40」に搭載する第5世代移動通信(5G)対応チップ「麒麟(Kirin)9000」が、同社にとって最後の「麒麟」シリーズのハイエンドチップになる可能性があると説明した。「麒麟9000」は、TSMCが5ナノメートル製造プロセスで生産している。
半導体・スマホのサプライチェーン調査会社、以賽亜研究(イサイア・リサーチ)によると、TSMCの5ナノは▽アップル▽クアルコム▽アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)▽エヌビディア▽インテル▽聯発科技(メディアテック)▽比特大陸科技控股(ビットメイン・テクノロジーズ・ホールディング)──などの大手顧客からの受注によりフル稼働が続く見通しだ。
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