ニュース 電子 作成日:2020年8月10日_記事番号:T00091474
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下のウィッツビュー・テクノロジーによると、8月のテレビ用パネル価格は前月に続いて10~15%上昇し、昨年4~5月の水準に戻る見通しだ。10日付工商時報が報じた。
ウィッツビューによると、8月上旬のテレビ用パネル価格は、55インチが123米ドルで6米ドル(5.1%)上昇、43インチは75米ドルで2米ドル(2.7%)上昇、32インチは41米ドルで3米ドル(7.9%)上昇した。
ノートパソコン用パネルも需要が依然強く、8月価格はハイビジョン(HD)のTNパネルが0.4~0.5米ドル上昇、IPSパネルが0.2~0.3米ドル上昇する見通しだ。
邱宇彬研究部副総経理は、テレビブランドによる年末商戦向けパネル在庫の積み増しが続くと予測した。一方で、ノートPCやモニターなどIT(情報技術)製品向けパネル需要も強く、パネルメーカーが生産能力を充てており、供給が安定するとの見通しを示した。
パネル大手の群創光電(イノラックス)や友達光電(AUO)は、8月は単月黒字となり、第3四半期も8四半期ぶりに黒字に転換する可能性がある。
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