ニュース 電子 作成日:2020年8月10日_記事番号:T00091475
10日付工商時報によると、日本政府は今年、グーグルのクロームOS(基本ソフト)搭載ノートPC「クロームブック」を小中学生に配布する計画で、NECが2,000万台分の供給を落札したとされる。さらにNECは、受注したクロームブックの生産を広達電脳(クアンタ・コンピューター)と仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)に委託したと観測されており、受注比率はクアンタが90%、コンパルが10%とみられる。
日本政府は従来、2023年に小中学生へクロームブックを配布する計画だったが、新型コロナウイルスの感染拡大に影響を受けて前倒ししたとされる。調達台数は当初、1,000万台と予想されていたが、世界のノートPC市場規模1億5,000万~1億6,000万台の13%に相当する2,000万台に上る見通しだ。
NECの政府調達向けクロームブックは、液晶パネルを友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)、インダクターを奇力新電子(チリシン・エレクトロニクス)と今展科技(アルリテク・エレクトロニック)が供給するとみられる。
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