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中部科学園区が5周年、「5年内に総売上高1兆元突破を」


ニュース その他分野 作成日:2008年7月29日_記事番号:T00009148

中部科学園区が5周年、「5年内に総売上高1兆元突破を」


 設立5周年を迎えた中部科学工業園区(中科)の楊文科管理局長は28日、2013年までに進出企業の総売上高1兆台湾元(約3兆5,000万円)突破、従業員8万人、進出企業数300社、新たな土地開発面積1,000ヘクタール(累計1,765ヘクタール)および労働生産性の年10%成長を目指すなど、多くの目標を掲げた。中科は同日、5周年記念式典を開催する予定だったが、台風8号(アジア名前・鳳凰)により中止となった。29日付工商時報が報じた。

 28日の時点で中科への進出が認可された企業数は93社、従業員数は1万9,000人以上、進出企業の総投資額は1兆7,000億元となっている。今年は進出企業の総売上高が3,600億元に達するとされ、既にフラットディスプレイ、半導体、精密機械の3産業の重要な集積地となっている。

 国際的な提携関係の開拓も中科の重要目標の一つで、今年は韓国・大邱テクノパークなどとの提携計画を進める考えだ。また楊局長は、現在最も重要なのは第4期基地計画だと指摘し、公平な用地選定作業により、最適の場所を探し出したいとしている。