９日付経済日報によると、鴻海精密工業は中国・江蘇省昆山市に10億米ドル以上を投じて、第５世代移動通信（５Ｇ）ミリ波（mmWave）帯対応のコネクター生産ラインを設置する計画だ。既に生産設備の調整、テスト段階に入っており、稼働後の年産額は400億台湾元（約1,440億円）以上と見込まれている。
観測によると、鴻海はこれまでに、５Ｇミリ波帯対応のスマートフォン用コネクターの生産・販売を手掛ける中国子会社、富士康（昆山）電脳接挿件（フォックスコン昆山コンピューター・コネクター）に対し、立て続けに増資を行ったとされる。
