ニュース 電子 作成日:2020年8月10日_記事番号:T00091483
経済部工業局は7日、桃園市にある米ネットワーク機器大手、シスコシステムズのスマートイノベーションセンター内に、台湾企業と共同で、台湾初となる第5世代移動通信(5G)オープンネットワークの検査・テストプラットフォームを構築すると発表した。台湾メーカーによる、世界の通信キャリア向けの5G対応ノーブランド設備市場での商機獲得を後押しする。8日付経済日報が報じた。
21年の世界生産額360億米ドルとされる無線通信インフラ向け商機を共同で狙う(経済部リリースより)
ネットワーク機器メーカーの▽智邦科技(アクトン・テクノロジー)▽明泰科技(アルファ・ネットワークス)▽智易科技(アルカディアン・テクノロジー)▽亜旭電脳(アスキー・コンピューター)▽中磊電子(サーコム)▽正文科技(ジェムテック・テクノロジー)──などと、システムインテグレーターの華電聯網(ホアコム・システムズ)が参画する。
経済部によると、通信キャリアは従来、設備業者から一括調達を行ってきたが、5Gのオープンネットワークアーキテクチャーにより、クラウド化、仮想化技術を利用し、汎用(はんよう)設備を採用することが可能となったことで、ネットワーク機器メーカーにとって大きな商機が生まれている。
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