ニュース 運輸 作成日:2020年8月10日_記事番号:T00091491
海運市場では上海~北米西岸航路を中心にコンテナ運賃の上昇が続いている。陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)は第2四半期に本業で黒字転換したとみられ、第3四半期は黒字維持がほぼ確実視されている。10日付工商時報が報じた。
同社は5~6月の時点では、遊休船舶の維持コスト増により黒字転換は困難との見方を示していた。
海運市場は新型コロナウイルス感染症流行の緩和に伴う欧米などでの経済活動再開により、貨物取扱量が従来予想を上回っている。コンテナ船の貨物積載率は平均95%以上に上昇し、海運各社は従来予定していた減便計画を相次いで取り消している。
上海~北米西岸航路のコンテナ運賃は、3月末時点で1FEU(40フィートコンテナ換算)当たり1,515米ドルだったが、▽4月末、1,724米ドル▽5月末、2,097米ドル▽6月末、2,755米ドル▽7月末、3,167米ドル──と2倍以上に上昇した。
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