鴻海精密工業はこのほど、米半導体大手のインテルと、タイム・センシティブ・ネットワーキング（ＴＳＮ）技術と第５世代移動通信（５Ｇ）の統合による、有線・無線の先駆的ネットワーク用アーキテクチャーを基に、産業用５Ｇ専用ネットワーク関連製品を開発することで提携すると発表した。工作機械産業向けの５Ｇ専用ネットワーク推進の基礎を構築する考えで、産学連携でのテストが進められている。11日付経済日報が報じた。
インテルと鴻海は、工作機械向けセンサーソリューションを手掛ける網聯科技（TANGRAM）、虎尾科技大学（雲林県）の智能機械・智慧製造研究中心（スマート機械・スマート製造研究センター）との産学連携を通じ、工作機械産業の川上から川下までを統合するモノのインターネット（ＩｏＴ）エコシステムを構築する計画だ。
