ニュース 電子 作成日:2020年8月12日_記事番号:T00091527
サプライチェーンの観測によると、ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は2ナノメートル以降の最先端プロセス工場の建設用に、中部科学園区(中科)のFab15工場に近い台中(興農)高爾夫球場(台中ゴルフ&カントリークラブ、大雅区)の用地約100ヘクタールの取得を検討しており、ゴルフ場の所有者一族は売却意向を示しているようだ。TSMCはノーコメントだ。12日付自由時報などが報じた。
Fab15は7ナノの主力工場で、台中ゴルフ場の用地に新工場を設置できれば生産性の面でメリットは大きい。
科技部中科管理局の許茂新局長は、環境影響評価(環境アセスメント)を通過し、地目を変更できれば、台中ゴルフ場の用地に工場を建設することは可能との見方を示した。
TSMCは、既存の先進プロセス工場でフル稼働が続いており、2ナノ以降の最先端プロセス工場建設用の土地確保に積極的に動いているとされる。
40億ドルの社債発行
TSMCは11日、計40億米ドルを上限とする無担保社債2件の発行を董事会で承認した。同社は、生産能力増強に充てると説明した。
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