ニュース 電子 作成日:2020年8月12日_記事番号:T00091538
液晶パネル大手、友達光電(AUO)の柯富仁総経理は11日、大部分の分野で需要が強く、受注見通しは10~11月まで立っていると明らかにした。12日付電子時報などが報じた。
柯総経理は、第2四半期はテレビ用と車載用パネルの需要がやや弱かったが、テレビ用の需要は既に伸びてきていると指摘。車載用も川下の在庫水準が低く、米国で新車、中古車の販売が好調なことから、需要が谷底から回復し始めていると説明した。また、新型コロナウイルス感染症流行下での各国・地域での経済活動再開後も情報技術(IT)製品向けの需要は続いており、第5世代移動通信(5G)対応スマートフォンなどスマホ新機種向けの需要も強いと明らかにした。
また柯総経理はさらに、テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンライン授業の増加によるIT製品向けの旺盛な需要は来年まで続く可能性があると予想した。
AUOは8月分より賃上げを実施する予定だ。上げ幅は2~4%とみられている。
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