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中台間の海運直航協議、深セン・アモイ・寧波の開放要望へ


ニュース 運輸 作成日:2008年7月29日_記事番号:T00009154

中台間の海運直航協議、深セン・アモイ・寧波の開放要望へ

 
 海運の中台直航実現に向けた協議を控え、交通部は計画案を完成させ、既に行政院大陸委員会(陸委会)に提出した。同計画案では中国側に対し、広州港、大港連、上海港、青島港、天津港の5大商業港に加え、近年取扱量の成長が著しい深圳港、アモイ港、寧波港の開放も要望するもようだ。29日付経済日報が報じた。

 一方、台湾側は、基隆港、台北港、台中港、高雄港を中台直航用の港湾として開放する計画とみられる。

 開放する港湾の選定のほか、協議では、▽便宜置籍船を除外するか否か▽アモイを目的港とし、台湾を経由地として中台間の積み替えコンテナを扱う、現行の「境外航運中心」方式を採用するか──などが話し合われるとみられる。

 政府関係者によると、現在中台間の海運には第三地を経由する方式と「境外航運中心」方式があるが、両者の差は直接通関手続きをできるか否かだという。直航が実現すれば、海運業者にとって時間とコストの節約になるとしている。