ニュース 医薬 作成日:2020年8月12日_記事番号:T00091541
杏輝薬品工業(シンファー・ファーマシューティカル)子会社の杏国新薬(シンコア・バイオテクノロジー)は11日、米国、台湾などで進めている膵臓(すいぞう)がん新薬「SB05PC」の第3相臨床試験の中間解析(IA)で安全性の問題は指摘されなかったとして、従来計画通り来年の臨床試験完了、2022年の発売を目指すと発表した。12日付経済日報が報じた。
李董事長(中)は、これまでに60億台湾元(約220億円)以上を投じたが、苦労に値すると述べた(11日=中央社)
第3相臨床試験は▽米国▽台湾▽韓国▽フランス▽ハンガリー▽ロシア▽イスラエル──などで進めている。
杏輝薬品の李志文董事長は、来年末までに第3相臨床試験の結果が明らかになる予定で、その後、米食品医薬品局(FDA)、衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)、その他の国・地域の医薬品当局に新薬承認申請(NDA)を行うと表明した。
SB05PCは既にFDA、欧州医薬品庁(EMA)から希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)の認定を受けている。
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