ニュース 運輸 作成日:2020年8月13日_記事番号:T00091545
台北港における中台間の海運貨物速達便の利用が大幅に増加しており、上半期の取扱量は3万5,379トンと、前年同期の約5倍に成長し、既に昨年通年の3万2,422トンを超えた。中台間のインターネットショッピングが活発化していること、航空便に比べ船便は割安なことが成長の要因だ。13日付経済日報が報じた。
港湾運営会社、台湾港務(TIPC)の基隆港務分公司の劉詩宗総経理によると、今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大後、旅客船の運航が停止されたが、貨物船は引き続き運航していると指摘。台北港~平潭(福建省福州市)間の所要時間は3~4時間と航空便と大差なく、運賃は安いため、電子商取引(EC)での商品輸送に海運貨物速達便を利用するケースが増えているという。
2015年に始まった中台間の海運貨物速達便は当初、台湾の農産物や水産物や製造業者のサンプル商品を中国へ輸送するケースが主で、取扱量も少なかった。ネットでの商品購入が日常化する中、海運貨物速達便でのEC商品取扱量は今後も増えると予測されている。
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