ニュース 政治 作成日:2020年8月13日_記事番号:T00091548
新旧立法委員4人による集団収賄事件で、時代力量を離党した徐永明前主席(前立法委員)の自宅から現金300万台湾元(約1,100万円)が押収されたことに関連し、徐前主席が林佳龍交通部長から借り入れた資金だと主張している。台北地方検察署(地検)は供述の真偽を確認するため、今月7日に林交通部長から事情聴取を行ったもようだ。13日付聯合報が伝えた。
林交通部長(前)は、事件や捜査の内容については分からないと答えた(12日=中央社)
徐前主席と林交通部長の主張には食い違いがあるとされ、検察は300万元の出所に疑いを深めており、現在資金の流れの解明作業を進めている。今後は関係者の事情聴取も視野に入れている。
林交通部長は12日、「自分は金銭を貸してもいないし、募金にも協力していないし、献金の仲介役にもなっていない」と述べ、弁護士を通じ資料収集を行い、全力で反論していく考えを示した。
徐前主席は300万元について、旧太平洋崇光百貨(太平洋そごう)の持ち株会社、太平洋流通投資(太流)の李恒隆元董事長からの賄賂ではなく、時代力量の党職員に春節ボーナス(年終奨金)を支給するために「友人」から借りたものだと主張。友人は誰だと追及されたのに対し、学校の先輩である林佳龍交通部長だと答えたとされる。
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